【米大リーグ】エンゼルス-レッドソックス(7月7日・日本時間8日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
日本人シーズン最多となる32号を放ち日米のファンを大興奮させたエンゼルス大谷翔平投手だが、今後もさらなるホームランが期待される中、心配なのがケガだ。記念すべき一本の直前、大谷は右足、続いて左の膝付近と1打席で2つの自打球を当て、思わず声を出して悶絶するシーンが生まれた。
会心の一発で痛みも消し飛んだかもしれないが、直前はとにかく痛かった。レッドソックスの先発ロドリゲスと大した第3打席、2球目が外角高めに外れた以外は、全て内角寄りの球。腕も長い大谷に対して直球、変化球をどんどんと投げ込んでくるのが相手投手の大谷対応策だ。
結果、大谷は7球目の内角やや高めを完璧にとらえ132メートル弾を放つことになったが、この打席では右足、左ひざと相次いで自打球。レッグガードをつけていないだけに、その衝撃もダイレクトで衝撃も強かったことだろう。中継していたABEMAの視聴者も、直後のホームランでは大盛り上がりになったが、自打球連発のシーンでは「痛そう…」「ケガはやめて」と心配する声が多数見られた。
年間60本ペースでホームランを量産する大谷を抑えるために、今後はさらに各チームの投手からのマークもきつくなる。内角球をさばきに行くほど、自打球の確率も上がっていく。さらなるテクニックでこれを捌くか、それともレッグガードで対応するか。今後に注目だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)