【米大リーグ】エンゼルス-レッドソックス(7月7日・日本時間8日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスが誇る“オールスターコンビ”が躍動した。「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手が日本人シーズン最多記録となる32号ソロを放った一戦で、3番ファーストのウォルシュが2打席連続のホームランを記録。大谷に勝るとも劣らない存在感を放ち、中継を見守ったファンを唸らせた。
5回、大谷がライトスタンドに勝ち越しの32号ソロを放った直後だった。続くウォルシュも外角球を見事に捉え、センターの頭上を大きく超える2者連発の21号ソロ。今季急成長を遂げ、オールスターにも選出された長距離砲の一撃に、ABEMAの視聴者も「つづいたあああああ」「流れ完全に来たな」「ウォルちゃん、きたー!」「楽しすぎ!」「ほんとこのコンビ最高!」と大興奮の様子だった。
ウォルシュは7回の第4打席にも魅せる。サウスポーのダーウィンソン・ヘルナンデスが投じたインコースへの直球を苦もなく引っ張り、ライトスタンドに飛び込む2打席連続の22号ソロ。結果的にこの一発が決勝弾となり、エンゼルスはアメリカン・リーグ最高勝率を誇るレッドソックスを相手に3連戦を2勝1敗と勝ち越しで終えることに成功した。
大谷が初回7失点で降板した1日のヤンキース戦では9回に負けを帳消しにする満塁弾を放ち、一躍日本のファンの間でも知られる存在となったウォルシュ。大スターのトラウトを負傷離脱で欠く中でも、「2番大谷・3番ウォルシュ」の上位打線は相手投手の大きな脅威となっている。
チーム1位(リーグ3位)の69打点を挙げる大谷に対して、ウォルシュもチーム2位(リーグ5位)の63打点と絶好調。このところチャンスの場面で敬遠されがちな大谷だが、後続の打者が強力であればあるほど勝負を避けられる頻度が減少するのは間違いない。大谷と共にチームを牽引するウォルシュの活躍を受けて、ファンからも「打順変えて正解」「3番ウォルシュが効いてる」「サウスポーものともせんな」「この打線にトラウト加わるってマジ?」といった声が上がっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)