「政府のこの間の対策は感染拡大の見通しの甘さからひとつひとつのタイミングが遅く、内容も不十分だったのではないでしょうか。自らの責任と併せて認識を伺います」「総理は毎回、感染を抑え込むと訴えていますが、約束は果たされず、いつまでこんな生活がだらだら続くのかと、国民の疲労や不信感はピークに達しています」。
 8日の菅総理の記者会見で、そう鋭く切り込んだのは北海道新聞の記者。“国民の声を代弁してくれた”と、ネットでは称賛の声も上がっているが、その北海道新聞が、取材のあり方や、新人教育のあり方をめぐって揺れている。