【米大リーグ】マリナーズ-エンゼルス(7月10日・日本時間11日 シアトル/T-モバイル・パーク)
エンゼルス大谷翔平投手が、「2番・DH」で先発出場を果たしたが、第3打席に見逃し三振に倒れた。ただ、このラストボールが外角低めのチェンジアップだったものの、現地の映像でもストライクゾーンを大きく外れる“ボール”。これには本人も思わず球審に手を振り、現地実況も「No!」と叫ぶ事態となった。
前日の試合では特大の約141メートルという一発を放っていた大谷。この日の試合では、先発フレクソンからコーナーをついた変化球攻めを受け、快音は聞かれていなかった。それでも試合内での対応力が高いとされるだけに、タイミングを掴み始める第3打席で現地や、中継を見守るファンからも期待が高まっていた。
ところが、ここでまさかの事態が。カウント2-2からフレクソンが投じたチェンジアップは、外角低めに外れたように見える“ボール”。現地中継でも常に表示されているストライクゾーンからも大きく外れる様子が見てとれた。しかしこれに球審はストライクの判定。見逃し三振となった大谷も、悠然とボールとして見極めていただけに、怒りを見せることこそなかったものの、すぐさま右手を何度か振り「No」といった仕草を見せた。
現地中継でも、この疑惑の判定には「No!」と叫んだことが伝えられ、ABEMAの視聴者からも「嘘だろ」「は?」「ボールだろ」など、不満の声が続出。大谷は過去にも打者としてストライクゾーンの判定に泣かされ、投手としても1イニングで2回のボークを取られるなど“不運”に見舞われたことがある。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)