【米大リーグ】マリナーズ-エンゼルス(7月11日・日本時間12日 シアトル/T-モバイル・パーク)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したが、第4打席での内野安打の際にハプニングがあり、早速現地中継がそのシーンを繰り返し映像で流した。
これも人気選手の宿命か。大谷は7回1死一塁から2球目を強振。痛烈なゴロで一塁のグラブを弾くヒット。第1打席のツーベースに続くこの日2本目のヒットで、チームのチャンスを広げる役割を果たした。注目を浴びたのはこの後だ。俊足を飛ばして一塁を駆け抜けようとしたところ、その先に待っていたのは一塁塁審。大谷は一気に減速し、激しく衝突することはなかったが、勢いそのままに塁審に抱きつくことになった。
これには一塁塁審も予想していなかったのか、思わず両手を挙げてびっくりポーズ。さらには笑顔で、このハプニングを表現していた。大谷自身も、まさか塁審が立っていると思わなかったか、それとも避けてくれるかと思ったか、笑顔と驚きの混じった表情で手を広げてみせた。
このシーンに中継していたABEMAの実況を務めていたDJケチャップ氏は「大谷は何でも記事になりますから。ほら、これも」と語ると、その直後に現地の中継もそのシーンを繰り返し放送。今や全米でも大注目のスター選手の一挙手一投足を追いかけているだけに、このシーンも逃していなかった。視聴者からは大谷に対して「動きがかわいいw」「ほほえましい」というコメントのほか、抱きつかれた審判に対して「審判がうらやましい」といった声まで見られていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)