エンゼルスの大谷翔平選手が12日(日本時間13日)、日本人で初となるホームランダービーに出場した。
現地を取材すると、スラッガーたちの競演を前に、球場の外ではファンたちが盛り上がりを見せていた。
【ファンの声】
「岩手の星!やっぱりすごいなと」
「もう凄いですね、本当に。大興奮です。どんどん記録を塗り替えていて、本当にすごいなと感動しています」
「大谷選手がんばれー!!」
8人の選手によるトーナメント方式で争われるホームランダービー。優勝賞金は100万ドル、日本円でおよそ1億1000万円と桁違いだ。そして、今年からルールが一部変更となり、これまで全ラウンド通して4分だった制限時間が、第1・第2ラウンドは3分に、決勝戦は2分間となった。制限時間終了後、各選手にはボーナスタイムとして30秒が追加され、145メートル以上のホームランを放った選手には、さらに30秒が追加。合計時間内で放ったホームラン数で勝者が決まる。
事前の優勝オッズでは、堂々の一番人気だった大谷選手。第1ラウンドで、ナショナルズのソト選手と対戦した。前半、ホームランを打つことに苦戦するが、後半で脅威の追い上げを見せ、ソト選手が放った22本に並び、1分間の延長戦に突入。
さらに延長戦でも同じ本数で並び、勝負は、3スイングずつのサドンデスに。サドンデスの結果、3スイング全てホームランを放ったソト選手に軍配が上がり、惜しくも勝利を逃す結果となった。
日本時間の7月14日に行われるオールスターゲームでは、特別ルールによって先発投手と1番指名打者で出場することが決定。史上初の快挙となる二刀流としての出場に注目が集まっている。
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