【米大リーグ】エンゼルス5-6マリナーズ(7月16日・日本時間17日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が、本拠地で行われたオールスター明け、後半の開幕戦に「2番・DH」で先発出場を果たし、3ー6と3点差に追い上げて迎えた9回裏の第5打席、二死から二、三塁にランナーを置きマリナーズ守護神のグレーブマンから1点差に迫るセンター前への2点タイムリーを放った。その際、一塁ベースを回った大谷が珍しく声を上げ、両腕を振り上げて感情を露わにする場面があり、ファンからは「吠えた!」「めっちゃ喜んでるw」などの反響が寄せられた。
この日のエンゼルスは終始マリナーズにリードを許す苦しい展開だったが、大谷が打席に入ると、大谷に対するホームランへの期待は否応なしに高まりスタジアムのボルテージはピークに。2-2とグレーブマンに追い込まれた大谷だったが、88マイル(約141キロ)の外寄りの変化球に食らいつくと、見事センターへと弾き返してみせた。大谷が珍しく見せた感情的な振る舞いに対してABEMAのファンからは「吠えた!」「めっちゃ喜んでるw」「魅せてくれるね」などのコメントが殺到した。
その後、大谷のタイムリーを受け、グレーブマンは降板。そのあとマウンドに上がったマリナーズ4番手のシーウォルドからウォルシュが右中間にヒットを放つと大谷は快足を飛ばして三塁へ。得点圏打率4割を超える4番・ゴスリンを打席に迎えると同点、さらに逆転に向けて球場内のボルテージは一気に高まったが、ゴスリンがライトフライに倒れてマリナーズが1点差を守り抜いた。この日の大谷はレフトフライ、ライトフライ、空振り三振、空振り三振、センター前2点タイムリーヒットだった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)