17日、IOCのバッハ会長らを招いた組織委員会主催の歓迎会が東京の迎賓館赤坂離宮で行われる見込みであることが明らかになった。開催予定日はきょう（18日）の夜で、歓迎会には橋本会長のほか、菅総理や小池知事など40人余りが出席する見通しだという。
そのことについて、お笑いタレントの千原ジュニアが強い憤りを露わにした。千原ジュニアは「歓迎会開催？ これはちょっと、黙ってられないですね」と怪訝そうに切り出すと「舐められすぎというか、これだけ我々が我慢していて、歓迎会？ それで国の長と東京の長と色々な元会長とが40人ほど集まってやるんでしょ。これ例えば、去年なんかでも、コロナ禍でコロナ関係なく亡くなられた方はお通夜もできない、葬儀もできない。本当にごくごく数人でみたいな。一周忌、お酒飲みながら、お寿司つまみながら故人を偲ぶこともできないという中で、よくみんな黙っているな」と話し、静かに怒りを噛みしめるように続けた。
千原ジュニアの話を受けたジャーナリストの山路徹氏は、今回、歓迎会が実施されることで社会に与える悪影響について「その影響を受けて人流が収まらなくなるのでは？ お店も『やろうよ』と。『あいつら40人でやってるんだから何が悪いんだ』って話になる」と懸念を示した。
感染状況が収束に向かうどころか、東京においてはきのう4日連続で新規の感染者数が1000人を超えた。そんな状況にも関わず、歓迎会について公に発表したことについて千原ジュニアは「まだバッハが泊っている（1泊）300万のホテルに皆で集まって、じつは…の方が健全だ」と皮肉交じりに批判した。
さらにバッハ会長が「自分はゲストだから行くだけ」などとする趣旨の発言をしたことについて、ラジオパーソナリティーとして活躍するマンボウやしろが「東京都や政府、JOC側が主催になっているということ。だからそう言い方をしたと思うが、オリンピックを招致した条件の中にパーティーも入っていると思う」と述べると、山路氏は「あらかじめ決まっている予定だからという話があった。皆があらかじめ決まっている予定を中止しているのだから、何を言ってるのか」と話し、橋本聖子会長のコメントに愕然としたことを明かした。（ABEMA『ABEMA的ニュースショー』）
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