【米大リーグ】エンゼルス-マリナーズ(7月18日・日本時間19日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)

 エンゼルスの大谷翔平投手がマリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。2死一・三塁のチャンスで迎えた3回の第2打席は、勝負を避けられる形の四球で一塁に歩いた。

 前日の第2打席からこの日の第1打席まで5打席連続での三振と、オールスターの疲れからかバッティング面でややブレーキがかかっている大谷。エンゼルス打線もマリナーズの先発・ギルバートの前にチャンスを作れずにいたものの、3回に2本のヒットをまとめて大谷の前に一・三塁とランナーをためることに成功した。

 2点のビハインドを一気に逆転する豪快な一発を期待するエンゼル・スタジアムの大歓声の中、打席に入った大谷。しかしギルバートは無理に勝負を挑むことなく、外角のボールゾーンへの変化球を多投する。初球から3球続けて外に逃げるチェンジアップ。4球目はインコースの厳しいコースに96マイル(約154キロ)の真っすぐで1ストライクとなったものの、5球目はアウトコースに大きく外れる78マイル(約125キロ)のチェンジアップで最後は敬遠気味の四球となった。ファンからは「ホームラン見たかった」「ほぼ敬遠やな」「勝負してくれー」とため息にも似た声が上がった。

 ギルバートは6月6日にも大谷と対戦しており、その際の3打席の内容は四球、申告敬遠、空振り三振。トラウトを怪我で欠いたエンゼルス打線の中で大谷は最も警戒される存在だけに、ギルバートにかぎらず勝負を避けられるシーンは少なくない。この試合でも2死満塁とチャンスは広がったものの、続くウォルシュが空振り三振に倒れて得点ならず。大谷の打力をさらに活かすためにも、後続を打つバッターたちの奮起にも期待がかかるが、試合は5回表を終え0-6と6点を追いかける苦しい展開となっている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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