将棋の王座戦挑戦者決定戦が7月19日に行われ、佐藤康光九段(51)と木村一基九段(48)が午前9時から対局を開始した。勝者は永瀬拓矢王座(28)への挑戦権を得る。
佐藤九段は、1987年3月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:28期)、順位戦 A級(A級以上:25期)。永世称号を持つ棋聖6期など、通算タイトルは13期。棋戦優勝も12回を誇る。日本将棋連盟の会長という重責も担いながら、棋士としても第一線での活躍を続けている。
木村九段は、1997年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:12期)、順位戦B級1組(A級:5期)。2019年度に王位のタイトルを獲得した際は、46歳3カ月というタイトル獲得の最年長記録を更新。「中年の星」として注目を集めた。また受けの強さから「千駄ヶ谷の受け師」という異名でもファンから親しまれている。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は佐藤九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)