【米大リーグ】エンゼルス4-7マリナーズ(7月18日・日本時間19日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が34号2ランを放った18日のマリナーズ戦で、同ホームランボールを手に入れた少年が大喜びする姿を中継のカメラが捉えた。月曜日の朝からファンの心を和ませたこのシーンの裏には、周囲の観客の優しさがあったようだ。
マリナーズの5点リードで迎えた9回2死三塁の場面。最後まで諦めずに応援を続けるエンゼルスファンの「MVP」コールが響く中、大谷が34号2ランで満点回答を示すと、エンゼル・スタジアムはこの日一番の盛り上がりを見せた。
打球が飛び込んだ右中間スタンドでは、周辺の観客が殺到する“大争奪戦”が繰り広げられた。最初にボールを手にして派手なガッツポーズを決めたのは、ポロシャツ姿にサングラスをかけた短髪の男性。しかしすぐ隣にトラウトのユニフォームを着た野球少年がいると見るや、この男性は貴重なホームランボールを気前よくプレゼントした。
少年が嬉しそうな笑顔を浮かべて白球を掲げる姿を中継のカメラが捉えると、ABEMAの視聴者も「ホームランボール良かったね!」「子供にあげたんやw」「エンゼルスはファンが良い」「少年も大喜び」「めちゃくちゃ嬉しいやろな!」とほっこり。また負け試合でもしっかりとファンの期待に応え、一矢を報いた大谷に対しても「子供を笑顔にできる本物の野球選手」「大谷ホームラン打てたから、お客さんもまあいいかになったかな」とあらためて称賛の声が寄せられた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)