【米大リーグ】アスレチックス-エンゼルス(7月19日・日本時間20日 オークランド/オークランドコロシアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が、敵地オークランドでのアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。後半戦初登板となるゲームの初回を三者凡退に抑え、幸先のよいスタートを切った。
オールスター以来の“リアル二刀流”での出場となった大谷。今シーズンは初回の失点が多く、立ち上がりの制球に課題を残しているだけに、その投球内容に大きな注目が集まった。アスレチックスの先頭打者・キャンハは、選球眼が良く出塁率が非常に高いバッター。そんな相手に大谷はフルカウントからファールで粘られるも、7球目にアウトコース低めに95マイル(約152キロ)のパワフルな直球を投げ込み空振り三振を奪った。
先頭打者を仕留めてリズムに乗ることに成功したのか、続く2番・アンドルスはセカンドゴロ、強打者の3番・オルソンもレフトフライと、初回を三者凡退でフィニッシュした大谷。オールスターの疲れや立ち上がりへの苦手意識などの不安要素を吹き飛ばす投球に、ファンからも「ほぼ完璧な内容」「今日はコントロールいい」「素晴らしい」「サクサクいいね」といった声が上がった。なお2回を投げ終え、34球で切り抜けた大谷は現在、3回のマウンドに上がっており0-0。アスレチックスが攻撃している。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)