【米大リーグ】アスレチックス４－１エンゼルス（7月19日・日本時間20日 オークランド／オークランドコロシアム）
エンゼルスの大谷翔平投手が、敵地で行われたアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。6回８K無失点の好投を見せるも二番手右腕のシーシェクが交代直後に痛恨の3ランを浴び、その後チームは１―４で敗戦。大谷は5勝目ならず、勝ち負けもつかなかった。打っては3回の第2打席にセンターオーバーのツーベースを放つなど、一人気を吐く活躍を見せた大谷だったが、試合中に思わぬ“うっかり”ミスもあった。
それは7回表のこと。この回からライトの守備についた大谷の左手には、よく見ると先ほどまでマウンド上で使用していた投手用のグラブが装着されていた。外野手用のそれと比較すれば、大きさは一目瞭然である。
打球がライトを守る大谷のところへ飛んで来たら…とも思われたが、アスレチックスの先頭打者・モアランドが四球を選んで一塁へ歩くと、シーシェクは続くチャップマンにも連続四球を与えてしまう。
その後、１アウトもとれずランナーを一、二塁としたシーシェクは、7番・ローレアノにレフトスタンドに運ばれ３失点。高々と舞い上がりスタンドに吸い込まれた打球を見守った大谷は表情一つ変えず、何やらベンチに向かってグラブを掲げるとそのままベンチへ急行。外野手用のグラブを手に取り、再びライトの守備位置へと戻って事なきを得た。
大谷は8回に迎えた第4打席でサードフライに倒れると、直後の守備からベンチに退いてこの試合を終えた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
