大会組織委で相次ぐトラブル “官僚的な丸投げ・最悪の事態を想定しない体質”が背景に? ABEMA Prime 2021/07/24 20:35 拡大する 開会式を目前に控えたタイミングでの関係者の辞退・辞任・解任、そして選手や関係者のバブルの“穴”や行動管理の問題など、課題山積の船出となった東京オリンピック・パラリンピック。相次ぐトラブルや懸念材料の発覚に、大会組織委員会の遂行能力を不安視する声も上がっている。・【映像】開幕前日の解任劇!ドタバタ続きの迷走五輪〝仕切る〟組織委の役割と責任は? 報道対策アドバイザーの窪田順生氏は「官僚組織によくあるミスや混乱が見られる。例えば小山田圭吾さんの人選について、武藤敏郎事務総長が会見で“我々がひとりひとりを選んだわけではなかった”というようなことをおっしゃったが、現実がそうだったとしても、民間企業のトップであればそんなことは口が裂けても言わないはずだ。官僚の方が“我々は予算を獲得して分け与える。そこから先は丸投げしているので、不祥事とかそういったことまではよく分かりません”というような言い訳をすることがあるが、同様の発言がトップからポロッと出てしまう極めて官僚組織的であることで混乱が起きているのではないか」と話す。 続きを読む 関連記事