プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント1回戦、チーム羽生とチーム糸谷の対戦が7月24日に生放送される。5つに分かれた予選リーグを勝ち抜いた全10チームがいよいよ優勝を目指したトーナメントをスタート。チーム羽生、チーム糸谷ともに厳しい戦いを2位で通過してきた同士だ。負ければ終わりの一本道。まず一歩前に進むにはどちらか。
【動画】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム羽生VSチーム糸谷
チーム羽生は、リーダー羽生善治九段(50)が予選リーグの土壇場で大活躍。また中村太地七段(33)は2試合目で3局連続して登場し、3連勝という大会史上初の快挙を成し遂げた。佐藤紳哉七段(43)はムードメーカーとしての役割は果たしているものの、初の超早指しには苦戦気味。本戦で奮起できるか。
チーム糸谷は、糸谷哲郎八段(32)、山崎隆之八段(40)、服部慎一郎四段(21)と各世代から、独創性溢れる将棋を指す棋士が集まった。予選ではチーム菅井、チーム康光と、ベテランが多いリーグの中で苦戦しながら2位通過。チームのムードは抜群で、会議室で笑いが絶えることはない。
事前に行われたアンケートでは約1800人のファンが回答し、チーム糸谷の勝利を予想するファンが59.1%だった。
◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)