【米大リーグ】ツインズ-エンゼルス(7月25日・日本時間26日 ミネアポリス/ターゲット・フィールド)
エンゼルスの大谷翔平投手が、敵地で行われているツインズ戦に「2番・DH」で先発出場。6回の第3打席にライトスタンドへ飛び込む勝ち越しの35号ソロを放ち、「待ってました!」「起きててよかった!」とファンを熱狂させた。
ホームランダービーやオールスター出場による疲れが指摘され、三振数の増加もあって7月23日(日本時間24日)には6月13日以来となる休養を与えられていた大谷。その効果はてきめんだったようで、復帰戦となった前日のツインズ戦では2本のツーベースを放つなど復調気配を示していた。
第1打席の内野安打、第2打席の三振に続いて、2対2の同点で迎えた6回の第3打席。大谷は直前にマウンドに上がったツインズの2番手左腕・コローンの甘く入った変化球を見逃さなかった。完璧に捉えた打球は、弾丸ライナーでライトスタンドまで到達する35号ソロホームラン。打球速度は112.6マイル(約181.2キロ)、飛距離は414フィート(約126.2メートル)と、大谷自身も打った瞬間に“確信歩き”を披露するほどの会心の一発となった。
実況も「これは間違いない!」と絶叫した目が覚めるような一打に、月曜の早朝から試合を見守っていたファンは「きたぁぁぁ」「よっしゃー!」「かっけえ!」「待ってました!」「MVP!MVP!」「完璧!」「起きててよかった!」「頑張って仕事いける!」と大興奮。熾烈なホームラン王争いを展開するブルージェイズのゲレロJr.との差を3本に広げ、日米のファンに完全復活を印象づけた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)