【米大リーグ】エンゼルス-ロッキーズ(7月26日・日本時間27日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場を果たしたが、1回無死二塁から放った先制打について、バットが折れたにも関わらず鋭い打球を飛ばしたことで、ファンが唖然としている。
大谷といえば、正確に捉えれば打球速度が180キロを楽に超えることで知られるハードヒッター。空振り三振も多いが、それだけ遠くに力強く飛ばすためのフルスイングゆえだ。
自ら先発登板し、早く点も欲しい場面で第1打席に立つと、カウント3-1から難しい外角低めの球をフルスイング。内野手が大きくライト側による「大谷シフト」の合間を抜く先制タイムリーとなった。
驚きなのが、この打球がバットを折りながらだったことだ。パワーヒッターの中には、バットが折れてもスタンドまで運ぶ選手がいるが、大谷もこれと同じ。打った瞬間、大きな破壊音が響くと、バットは根元の部分からボキリ。それでも打球は内野手の間を抜くには十分な勢いで飛んでいった。
これには試合を観戦していたファンからも驚きの声が続出。「折れてるのにあの打球?」「本当に人間の規格か」と信じられないといった感想が止まらなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)