【米大リーグ】エンゼルス-ロッキーズ(7月28日・日本時間29日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したロッキーズ戦の初回、キャッチャーが三塁に投げたボールが右バッターボックスに入った相手選手のバットに当たる珍プレーが発生。ファンの間で「なんやねんそれ笑」「まさに大リーグボール」とツッコミが飛び交う事態となった。
初回、ロッキーズは先頭打者のタピアがツーベースで出塁。この試合まで18個の盗塁を決めている俊足のタピアは、1死から3番・ストーリーの打席で三盗を狙ってスタートを切った。エンゼルスのキャッチャーを務めるスタッシは、すかさず三塁へ送球。しかしボールはなぜか三塁側のベンチ方向へ力なく転がり、視聴者からは「ふぁ?」「え?笑」「おいおいおい」「どこ投げてん」と戸惑いの声が上がった。
スロー映像で当該シーンがリプレーされたところ、スタッシが三塁をめがけて投げたボールが右打者のストーリーのバットに直撃していたことが判明した。なかなか目にすることのない珍プレーに、多くのファンは「爆笑」「神業」「そんなことある?w」「なんやねんそれ笑」と大笑い。さらに「まさに大リーグボール」「漫画やないか」「大リーグボールだ」など、往年の名作野球漫画「巨人の星」の主人公・星飛雄馬が編み出した、意図的にバットに当てて凡打を打たせる魔球「大リーグボール1号」を連想するコメントも続出していた。
しかしこのプレーでバッテリーのリズムが崩れたのか、直後、エンゼルスの先発・ヒーニーはストーリーに先制の13号2ランを被弾。前日の試合での大敗を払拭したいエンゼルスにとっては、なんとも締まりのない立ち上がりとなってしまった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)