【米大リーグ】エンゼルス－ロッキーズ（7月28日・日本時間29日 アナハイム／エンゼル・スタジアム）
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、4回の第3打席で弾丸の37号3ランを放った。ホームラン王争いでは2位に5本差、さらに打点王争うでも1点差と迫る衝撃の一発に、地元ファンは総立ち。ダイヤモンドを1周してくる大谷に対して「MVP！」の連呼で出迎えた。
23日（24日）に1日オフを取ってから、打撃の調子が急上昇した大谷は、休養明けからこの日を含めて5試合連続安打。前日も飛距離141メートルという特大の36号を放っていたが、この日はチャンスで逆転の3ラン。ファンの期待に最高の形で応えた。
全米の野球ファンを虜にしている大谷だが、お目当てのホームランを間近で見たファンはスタンディングオベーション。大歓声でヒーローを出迎えたが、その興奮はすぐには収まらない。打席が3番・ゴスリンに移った後も、ファンからは「MVP！」の声が止まない珍しいシーンとなった。
なお、大谷は第4打席で空振り三振に終わったが、この時は打席に入る前から興奮のるつぼ。フルスイングで空振りする度に「OH！」という歓声ともため息とも取れる声が何度も聞こえていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
