【米大リーグ】エンゼルス8－7ロッキーズ（7月28日・日本時間29日 アナハイム／エンゼル・スタジアム）
エンゼルス大谷翔平投手の完全復活に、名将・マドン監督もニンマリしていることだろう。この日の試合では、2試合連発となる37号の逆転3ランを放つなど3打数2安打3打点と活躍。一時のスランプも完全に吹き飛ばしている。これもマドン監督のアイディアで、23日（24日）に大谷を代打でも起用しない「完全オフ」が効果てきめんだったと評判だ。
オールスター明けから調子を落としていた大谷は、6試合で14三振を喫するなど、ストライクゾーンの見極めに苦しんだ。スイングのバランスも崩れたという指摘もあったが、ここでマドン監督は大谷に対して完全オフを指示。すると翌日から大谷のバットに快音が戻った。
たった1日のオフではあったが、その後の大谷は見違えた。5試合で18打数8安打を放ち、うち3安打がホームラン。打率も.444と一転して絶好調モードに突入した。今季から、先発登板の前後でもオフを取ることなく、指名打者での起用を続けているマドン監督。体調だけが心配される状況の大谷だが、名将がついていれば無事にシーズンを過ごせそうだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
