【米大リーグ】エンゼルス8-7ロッキーズ(7月28日・日本時間29日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手がロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、4回の第3打席に37号3ランを放った。ロッキーズの3番手としてマウンドに上がっていた右腕のティノコは、2点のリードを逆転される痛恨の被弾に片膝をついてガックリ。そのリアクションが「メンタルブレイクされてそう」「漫画みたい」と話題を呼んでいる。
4回、1-3とリードしたロッキーズは、2死一塁の場面で2番手のサントスから今シーズン初登板のティノコにスイッチ。しかしティノコはいきなり1番のフレッチャーに死球を与えてしまい、一、二塁とピンチを広げて本塁打王を独走する大谷を迎えることになった。大谷は低めのボール球に手を出すことなく、やや甘い高さに入った4球目の外角球をフルスイング。完璧に捉えた打球は113.1マイル(182キロ)の弾丸ライナーでライトスタンドまで到達した。
打った瞬間に大谷が「確信歩き」を披露した一方で、勝負どころで逆転3ランを被弾したティノコは、打球の行方を見届けるまでもなくガックリと肩を落として膝をついてしまう。まさに痛恨の極みといったその姿に、日本のファンからは「崩れ落ちたw」「打った瞬間打たれた瞬間」「メンタルブレイクされてそう」「ピッチャーダメージ」「漫画みたい」「そりゃ崩れ落ちるわ」といったコメントが殺到。「可哀想なくらい」「なぜ勝負したし」「荷が重すぎた」など、対戦相手が悪かったという同情の声も相次いだ。
大谷に食らった強烈な一発が尾を引いたのか、ティノコはその後も4番・アプトンの15号2ラン、さらに5回には6番・スタッシの9号ソロと3被弾で計5失点。結果的に、相手投手のメンタルをも破壊する大谷のバッティングの凄まじさが際立つ一戦となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)