【米大リーグ】エンゼルス-アスレチックス(7月29日・日本時間30日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、3回2死二塁のチャンスで第2打席を迎えたが、カウント3-1から四球を選んだ。一塁が空いていたこともあり、外角低めへの変化球を5球連続投げ込まれたことに、ファンからは「仕方ない「歩かせありき」といった声が飛んだ。
一時のスランプも完全に吹き飛ばし、直近5試合では18打数8安打3本塁打、打率.444と打ちまくっているだけに、相手投手の警戒レベルもMAXに。アスレチックスの先発モンタスも、大谷に通算で16打数6安打2本塁打と打ち込まれており、初回の第1打席から細心の注意を払って投げ込んできた。
丁寧にコースを突いた投球を続けるモンタスは、怖い大谷を迎えた第2打席に、持ち味であるスプリットを外角低めに連投。初球から3球連続してボールとなった際には、中継していたABEMAの視聴者からも「まあわかる」「勝負しないのかな」「敬遠はやめて」といったコメントが相次いだ。
6月下旬から7月上旬にかけて「7安打連続本塁打」という驚異の記録を作ったことがある大谷は、3日(4日)の試合で1試合2敬遠を含む3四球ということもあった。まともに勝負すれば140メートル級のホームランを打たれるだけに、今後もさらに大谷の四球は増えていくことになる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)