【米大リーグ】エンゼルス-アスレチックス(7月29日・日本時間30日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手がアスレチックス戦に「2番・DH」で先発出場し、5回に今季15個目の盗塁を記録した。15盗塁はア・リーグ5位タイに並ぶ数字で、ファンからは「なんちゅう速さや」「お手本のようなスライディング」と感嘆の声が上がっている。
7月23日(日本時間24日)の完全休養から5試合連続安打を記録し、18打数8安打3本塁打、打率.444と絶好調の大谷。それだけに相手バッテリーからの警戒度も最高クラスで、この日は第3打席まで見逃し三振、四球、四球となかなかストライクゾーンで勝負してもらえず。ならばと言わんばかりに、大谷は積極果敢なチャンスメイクでチームに貢献する姿勢を見せた。
四球で出塁した第3打席の直後、5回2死一塁の場面。大谷はアスレチックスの先発右腕・モンタスがゴスリンに投じた2球目でスタートを切った。セカンドのローリーがタッチする間もなくスライディングした足が二塁に到達し、余裕のセーフで今季15個目の盗塁に成功。塁間を走る大谷の姿がリプレイ映像で放送されると、視聴者から「なんちゅう速さや」「歩かせたら走る男」「実質ツーベース」「お手本のようなスライディング」「マジで速い」「神が与えた6ツール」「クレイジーだわ」と感嘆のコメントが続出した。
15盗塁は前日時点でのア・リーグ5位タイに並ぶ数字で、一部のファンからは「盗塁王もいける」という声も。1位のメリーフィールド(ロイヤルズ)が25盗塁のため盗塁王は現実的ではないものの、17盗塁の2位までは充分に射程圏内。今後さらに四球が増えることが予想されるだけに、盗塁の数もますます増加していくことになりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)