【米大リーグ】エンゼルス-アスレチックス(7月29日・日本時間30日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したアスレチックス戦で、エンゼルスのショートを守るホセ・イグレシアスが華麗なグラブトスを披露した。大谷の本塁打を熱烈な祝福で出迎える“相棒”としても知られる名手の美技に観客は大興奮。日本のファンからも「すげえええええ」「鳥肌」「手で投げたみたいな球」と絶賛のコメントが寄せられた。
アスレチックスに3点のリードを許して迎えた7回の守備、無死一塁の場面だった。9番のアンドルスが止めたバットに当てた打球は力なく三遊間へ。するとショートのイグレシアスが前進しながらボールをキャッチし、瞬時にグラブの向きを切り替えてバックトス。この送球がセカンドのフレッチャーにピタリと収まりランナーはフォースアウト、ダブルプレーは奪えなかったもののエンゼル・スタジアムはこの日一番の盛り上がりとなった。
守備の名手が見せた美しいプレーに、ABEMAの中継で実況を担当した石黒新平アナも「イグレシアスー!素晴らしいグラブさばき!」と思わず絶叫。視聴者からも「すげえええええ」「カッコよすぎる」「絶品」「うますぎ笑」「鳥肌」「魅せるねえ」「ファンタジスタ」「手で投げたみたいな球」「最高のグラブトス」と絶賛のコメントが殺到した。
一発を放ってホームインした大谷を陽気なパフォーマンスで出迎える仲良しの“相棒”として知られ、日本のファンの間でも「イグ兄」や「イギー」という愛称が定着しているイグレシアス。奮闘むなしくエンゼルスはアスレチックスに完封負けを喫してしまったものの、試合を見届けたファンの溜飲を下げる鮮やかなファインプレーだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)