プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント1回戦第2試合、チーム稲葉とチーム斎藤の対戦が7月31日に生放送される。「棋士のまち」加古川の名前を背負っている関西3人衆に対し、イケメントリオが真正面からぶつかり合う。ファンの事前予想でも、意見が真っ二つに割れるほど好勝負必至のカードだ。
【動画】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤
チーム稲葉は、稲葉陽八段(32)をリーダーに久保利明九段(45)、船江恒平六段(34)という関西出身の三人組。若手棋戦も行われる加古川のプライドとともに予選に参加、激戦を勝ち抜いて本戦へのきっぷをもぎ取った。それぞれタイプの異なる棋風の持ち主だけに、対戦の組み合わせによってチームの勝利が大きく近づきそうだ。
チーム斎藤は、斎藤慎太郎八段(28)、村山慈明七段(37)、都成竜馬七段(31)という顔触れ。普段は穏やかな斎藤八段が、この3人組の入ると時折、普段は見せない爆笑をするなど、ファンからも意外な一面が見られると好評だ。
実力が拮抗していると見られる両チームだけに、事前に行われたアンケートでは約1300人のファンが回答したが、チーム稲葉の勝利を49.6%、チーム斎藤の勝利を50.4%と、意見はきれいに二分している。
◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)