ただでは終わらない“西の王子”斎藤慎太郎八段、カド番で踏ん張る快勝/将棋・ABEMAトーナメント
【映像】ABEMAでみる

 プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント1回戦第2試合、チーム稲葉とチーム斎藤の対戦が7月31日に生放送され、第6局でチーム斎藤・斎藤慎太郎八段(28)が、チーム稲葉・船江恒平六段(34)に84手で勝利、負ければ敗退のカド番で踏ん張った。

【動画】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤

 第2局では相手のリーダー稲葉陽八段(32)に敗れていた斎藤八段が意地を見せた。船江六段が矢倉、斎藤八段が中住まいとして始まった一局は、船江六段のペースになりかけた部分もあったが、そこは順位戦A級で活躍するタイトル経験者。懐の深い将棋に終始すると、最後は詰将棋巧者らしく、素早く即詰みで討ち取った。対局後は「最後は勝ちかわからなかったです」と振り返ったものの、その戦いぶりはリーダーそのもの。“西の王子”と呼ばれる端正なルックスも、さらに引き締まっていた。

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。

ABEMA/将棋チャンネルより)

お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤
お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤

ただでは終わらない“西の王子”斎藤慎太郎八段、カド番で踏ん張る快勝/将棋・ABEMAトーナメント