【米大リーグ】レンジャーズ-エンゼルス(8月2日・日本時間3日 アーリントン/グローブライフ・フィールド)
エンゼルスの大谷翔平投手が、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席はショートライナーに倒れた。同打席ではカウント3-1からボール気味の外角球がストライクと判定される場面もあり、四球を確信し、一塁に向けて歩きかけていた大谷が戸惑いの表情を浮かべるシーンがファンの注目を集めた。
大谷は7月にリーグトップタイの9本塁打を放ち、打率.282、打点19、盗塁4。さらに投手としては3試合に投げ2勝負けなしで防御率1.35を記録し、6月の初受賞に続き、2カ月連続で月間最優秀選手(MVP)を受賞した。この日もそのバッティングに注目が集まる中、1死走者無しで迎えた第1打席。レンジャーズの先発・ダニングを相手にしっかりとボールを選び、カウント3-1で迎えた5球目だった。外角への直球を見極めた大谷は四球のつもりで一塁方向へ歩き出すも、球審はやや間を空けてストライクのコール。この判定に「えっ!?」とやや驚いたようなリアクションを見せて打席に戻る一幕があった。
リプレイ映像でもストライクゾーンから明らかに外れているようにも見えただけに、ABEMAの視聴者からは「外れとるがな」「ボールだろ」「おいおい」「いきなり誤審」「厳しい」「あれは完璧ボール」「審判ひでぇ」「宣告も遅い」といった球審への不満が続出。その一方で、セルフジャッジをした大谷に対して「セルフはあかんよ」「また報復ジャッジくるぞ」「セルフ、ダメ絶対」とするや今後の打席への影響を心配するコメントも寄せられた。
厳しいコースをストライクと判定された大谷は6球目の外角低めのボールに手を出すも、シフトの網にかかりショートへのライナー。出塁の好機だった打席が凡退に終わったことで、視聴者からは「今日の敵は審判だったか」「四球がライナーに」「AI審判希望」「5球目ボールにされたら打つしかないよな」と恨めしげな声が上がっていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)