HKT48の矢吹奈子が8月1日(日)から配信スタートしたABEMAの恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作『虹とオオカミには騙されない』#1~2にゲスト出演。スタジオで出演メンバーの恋のはじまりを見守った。
これまでいち視聴者として『オオカミ』シリーズを楽しんでいたという矢吹。話を聞くと、『オオカミ』という番組のスタイルとアイドル活動はどこか共通する部分があると感じているという。果たしてその共通点とは?
Takiちゃん(FAKY)の参加はびっくりしました!
――『虹オオカミ』のスタジオゲストとして出演が決まったときはどんな気持ちでしたか?
矢吹: 本当にびっくりしました。まさか自分がゲスト出演するなんて思ってもいなかったので。個人的にも見ていた番組でした。
――そうなんですね。
矢吹: 『真冬のオオカミくんには騙されない』(2018年放送)に、AKB48卒業生の大和田南那さんが出演されていたので、48グループの中でも注目が集まっていたんです。私は当時、学生だったんですけど、楽しみながら見ていました。周りの友達もみんな『オオカミくん』を見ていましたね。韓国で活動していた頃は韓国に住んでいたので見られなかったんですけど、帰国してからは見ていて、前回のシリーズ(『恋とオオカミには騙されない』)もチェックしていました。なので、今回もTakiちゃん(FAKY)が参加するというのは、びっくりしました。
▲『恋とオオカミには騙さされない』に出演したTakiが参加!(『虹オオカミ』第1話)
――まさか、まさかの展開でしたね。
矢吹: でも前回のシリーズを見ていたお陰で、Takiちゃんがどんな子かもわかっていたので、良かったです(笑)。あと、Takiちゃんのように自分からグイグイいけるというのは、日本人の女の子では少ないのかなと思って、見ていて“かっこいいな”と思いました。奥手な子が多い中で、Takiちゃんはいろんな行動を通じて好きな気持ちを相手に伝えていて、その姿勢がすごいと思いましたね。
――普段、恋愛番組はご覧になりますか?
矢吹: たまに観ます!(笑)『オオカミ』もHKTのメンバーと一緒に楽しんでました。
――HKT48で恋愛番組をよく見ていて、情報を共有しているメンバーは誰なんですか?
矢吹: 指原(莉乃 ※2019年にグループを卒業)さんです。指原さんとはよく、LINEでやり取りしていますね。
「年齢差があっても分け隔てなく仲良くなれる」グループ活動との共通点
――矢吹さんから見た『オオカミ』シリーズの魅力とは?
矢吹: 最大の魅力はメンバーの中にオオカミが最低1人は潜んでいて、“その人が誰なのか?”を予想しながら、見ることですよね。でも出演者の立場になって考えてみると、逆に良い人を見つけやすい環境だとも思うんです。
――それはなぜ?
矢吹: やっぱり“好みのタイプ”というだけで恋してしまう子もいると思うんですけど、でも『オオカミ』は番組のルール上、絶対に性格もしっかり見つめることになるじゃないですか。だから本当に心を通わせられるような、好きな相手を見つけられる番組なんじゃないかなって。
――ルールが設けられたことによって、より相手を深く知ろうという気持ちが強くなるかもしれませんね。
矢吹: はい、そんな気がします。
――矢吹さんが出演したら、“嘘つきオオカミ”を見抜けそうですか?
矢吹: どうなんですかね…。今日も注目しながら見ていたんですけど、全然わからなかったです(笑)。
――#2までの段階で聞くのは酷かもしれませんが、“オオカミ”だと疑わしい人物は?
矢吹: うーん……しゅうぞう(大平修蔵)くん?
――それはなぜ?
矢吹: いろんな女の子に対し“良い顔しているな~”と感じました。まだ最初の段階で決めきれないというのもあると思うけど、メンバーの中でも際立って優しいから、だからこそ怪しいんじゃないかなって。落ち着いた余裕な雰囲気も、“オオカミなんじゃないか”と思わせてくれるというか。
▲モテモテのしゅうぞう!(『虹オオカミ』第1話)
――『オオカミ』は恋愛だけではなく、共同作業を通じて育まれる友情物語という側面もありますけど、矢吹さんが番組に共感することは?
矢吹: 年齢差があっても、分け隔てなく仲良くなっているのが素敵だなって。私たちのグループ活動でいうと、『オオカミ』の共演者って同期みたいな関係だと思うんです。私たちも同期だと、年齢差があってもタメ口で話すし、なんていうかそういう関係性っていいですよね…!
――それが同期の良さだと。
矢吹: みんなで高め合うことが出来るし、誰かが足りないところがあっても、誰かが補うことができるから、それは『オオカミ』にも通じることだと思うんです。共同作業は私たちのグループ活動と似てる部分があるなと感じました。すごく前の話なんですが、デビューしたての頃に“4人だけしか出られない曲”があって、枠の奪い合いみたいな場面があったんです。アイドルも出番を増やすには、“個人の戦い”という面があると思うんですけど、その時、ダンスが苦手な子がいたら、その子のレッスンに付き添ったりしていました。そういう仲間を思いやる場面はグループ活動と重なるところがあります。
――確かに、『オオカミ』も個人戦ではありますけど、シリーズを通して“仲間を大切にする絆”が描かれていますね。
矢吹: 今回もセイラ(安斉星来)ちゃんが好きな男の子に声を掛けられないって時に、モモカ(momoca)ちゃんが練習台になってあげてたんです。そういうシーンは、すごくいいなと思いました。どこか学校みたいな風景ですごくキュンキュンしました。
▲女子同士で悩みを打ち明けるシーンも(『虹オオカミ』第1話)
IZ*ONEの活動を通じて得たものは自信をつけること
――48グループでの活動を休止して、およそ2年半にわたりIZ*ONEの活動を行い、今年4月に韓国から帰国した矢吹さんですが、IZ*ONEの活動を通じて得たものは?
矢吹: 元々、言葉も話せない状態で韓国に行ったので、その時は大きな不安を抱えていたんですけど、韓国でもファンの方が出来て応援してくださったので、そこからは“ファンの方のために”という気持ちで活動していました。メンバーも助けてくれたので、韓国語も話せるようになりましたね。
――そんなメンバーは矢吹さんにとって刺激になった?
矢吹: なりましたね。韓国のメンバーは自信がある人たちがとても多いです。一方で、私はあまり自信がないタイプで。最初はそんな差に“どうしよう”と悩んでいたんですけど、活動する中でみんなの良いところを吸収していって、少しずつ自信が持てるようになったと思います。
――なるほど。
矢吹: それと私は身長が低いので、韓国で活動する上でそこは短所だと思っていたんですけど、メンバーには「それが奈子の良いところだよ」と言ってもらえたんです。ファンの方にも同じようなことを言ってもらえて、それは自分の自信に繋がったし、考え方次第で短所が長所になることを知りました。以降は身長の小さな自分が“自分らしさ”だと思えるようになりましたね。
――それははっきりとIZ*ONEの活動を通じて変わったこと?
矢吹: そうですね。
「私は“嘘つきオオカミちゃん”にはなれない」
――共にIZ*ONEで活動されていた宮脇咲良さんが今年6月にHKT48を卒業されました。
矢吹: 正直、まだ実感がわかないんです。元々HKTでは所属チームが違うというのもあると思うんですけど、めちゃくちゃ先輩だと思っていた方と、IZ*ONEで急に距離が近くなって。でも宮脇さんと活動できたのは、本当にいい経験だったというか、近くでいろんなものを吸収しようとしていました。
――具体的にどんな部分を吸収しようと?
矢吹: 表現力です。宮脇さんは日本にいる時と韓国では、はっきりと違う表現をしていて、やっぱりすごいなと思いました。HKTは明るくかわいい曲が多くて、一方のIZ*ONEはかっこよくてセクシーな曲が多いので、その差ももちろんあると思うんですけど、私には新しい表情をどんどん自分の中に蓄えられているように映っていました。
――近くで宮脇さんの凄みを感じていた?
矢吹: はい。HKTのメンバーも「別人みたい」だと言ってましたね。
――IZ*ONEで得た経験は、今後、矢吹さんの大きな武器になりそうですね。
矢吹: そうなるといいなと思います。
矢吹奈子がゲスト出演する『虹とオオカミには騙されない』第2話は8月8日(日)よる10時よりABEMAにて放送。
テキスト・インタビュー:中山洋平
撮影:You Ishii
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