大谷翔平、球審のコールに思わず“指さし確認” 実況も同情「ボールだと思ってもストライクに」
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【米大リーグ】レンジャーズ-エンゼルス(8月4日・日本時間5日 アーリントン/グローブライフ・フィールド)

 エンゼルスの大谷翔平投手がレンジャーズ戦に「2番・投手」で先発出場。3回の第2打席、カウント3-0から外角いっぱいの際どいストライク判定に対して、球審にコースを“指差し確認”するシーンがあった。

【映像】「入ってた?」指さし確認する大谷

 このところ相手投手にアウトコースを攻められることが増え、球審のアバウトな判断にしばしば悩まされている大谷。とくに直近の2試合ではいずれもボール気味の外角球をストライクとコールされ、ファンから「ボールだろ」「審判がおかしい」と不満の声が上がる場面も。投手としての立場も理解する二刀流の大谷だけに、判定に異議を唱えることはないものの、この日も同様のジャッジが繰り返されることになった。

 大谷の第2打席は相手バッテリーのワイルドピッチで1点を先制し、なお2死三塁のチャンス。3連続ボールからの4球目、レンジャーズの先発・アラードが投じた外角ギリギリの85マイル(約136.8キロ)のボールに、球審はストライクをコールする。気持ちを鎮めるように打席を外してひとつ素振りをし、球審に対して「入ってた?」と“指さし確認”をする大谷。画面に表示されたストライクゾーンのフレームを基準にするとじつに微妙な判定だったこともあり、ABEMAで実況を務めた石黒新平アナは「昨日のゲームを見ていてもやっぱり外は広いですね。本人はボールだと思ってもストライクになってしまいます」と同情的なコメントを寄せた。

 続く5球目、大谷はフラストレーションをぶつけるかのように甘く入ったボールを叩くも、ファースト正面への強烈なゴロに倒れた。角度さえつけばホームランという鋭い当たりに対して、ファンからは「すげえ打球速度」「エグい打球音」「速度は半端ないんだけど」といったコメントが続出。このところバッティングでは不運なシーンが目立つ大谷だが、モヤモヤを吹き飛ばすような豪快な一発に期待したいところだ。

 なお、大谷は6回を投げ1失点、6つの三振を奪い勝ち投手の権利を持って降板。打者としては見逃し三振、一ゴロ、右フライで3打数無安打に終わった。試合は8回表エンゼルスの攻撃を終え、2-1でエンゼルスが1点をリードしている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】「入ってた?」指さし確認する大谷
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