【米大リーグ】レンジャーズ-エンゼルス(8月5日・日本時間6日 アーリントン/グローブライフ・フィールド)
エンゼルスの大谷翔平投手がレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回、レンジャーズのファーストを守るロウが投手へのトスを“大暴投”、ボールがダグアウトに飛び込んでしまうというまずい守備があった。この機に乗じてエンゼルスは得点を重ねることとなった。
3回、エンゼルスは8番・イートンの6号ソロで1点を先制。続くメイフィールドもライト前へのヒットで出塁し、無死一塁でバッターは1番のフレッチャー。叩きつけるようなバッティングはファーストへの平凡なゴロになったが、レンジャーズのロウとベースカバーに入ったハワードの呼吸がまったく合わず、一塁にトスしたボールはダグアウトまで転々。ボールデッドでエンゼルスに安全進塁権が与えられ、無死二、三塁という状況で大谷が第2打席を迎えることになった。
視聴者の間にも「!?!?」「なんや今のw」「サービス良すぎ」「あらら」「二塁に投げると思い込みエラーやね」「目を切ってたな」「OBの草野球か?」など困惑が広がった同プレー。トスが頭上にずれていたのはもちろん、ロウはハワードがまったく見ていないタイミングで送球をしており、ベースカバーに入る投手からすれば捕球のしようがないシーンだった。
前日までに39勝69敗とア・リーグ西地区でダントツの最下位に沈むチームの連携の拙さが見てとれるプレーだけに、一部のファンからは「レンジャーズすぎる」という厳しい声も。なお、大谷の打席では暴投でメイフィールドがホームイン。さらに3番・スタッシの犠牲フライでフレッチャーも生還と、エンゼルスは相手守備の乱れを突いて3点を先取することに成功した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)