小出恵介が約4年ぶりに連続ドラマに復帰した、ABEMAオリジナルのドラマ『酒癖50』が好評だ。小出復帰作であることと、酒の失敗=人生崩壊というスリリングなテーマで本編配信開始前から期待値は上がっていた。さらに本編配信スタート後に大きな注目を集めたのが、各エピソードのメインキャラクターたち。すなわち、酒で人生を崩壊させる主人公を演じた俳優陣による狂演の数々だった。
【動画】酒癖50
 第1話で「自分ができるものは他人にもできる!」というモットーで生きるアルハラ剛腕営業マン・青田を演じたのは、浅香航大。好青年やミステリアスな役どころのイメージの強い浅香が一転、目を吊り上げ、首に筋を立て、声を枯らしてアルハラ男の暴君ぶりをフルスロットルで体現。自他ともに認める新境地開拓を宣言した。ドラマのオープニングを飾る第1話というだけあり、浅香はかなりのプレッシャーを背負って現場に立ったそうだが、逆にその重荷をモチベーションに変えたという。そんな浅香を煽るように、踏ん反り返ってアルハラ接待相手を務めたのが、袴田吉彦。アパ騒動後の袴田は怪演に磨きがかかっており、第1話でも絵に描いたような最悪クライアントを嬉々として演じている。