【米大リーグ】エンゼルス2-8アストロズ(8月14日・日本時間15日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。第1打席に3試合ぶりとなる39号ソロを放つなど、5打数2安打1打点、1得点、1盗塁。チームは惜しくも試合に敗れたが、孤軍奮闘の活躍を見せた。今季17個目となる盗塁を決めた3回には、実況の一言を機にファンから驚きの声が上がる一幕もあった。
2-3と1点を追う場面で迎えた大谷の3回の第2打席。この回の先頭打者としてアストロズ先発・ガルシアとの2度目の対決を迎えた大谷は、フルカウントからの6球目を強振すると、打球はガルシアの頭部付近をかすめてセンター前へ抜ける痛烈なヒットとなった。
続くバッターは2番・フレッチャー。すると、ABEMAで実況を務めた近藤祐司氏がアストロズ捕手・カストロが中腰であることに着目し「投げる気満々ですね」と指摘するも、実況を務めたMLB.JP編集長・村田洋輔氏が明かした「盗塁阻止率0%」を引用して次のように続けた。
「盗塁阻止率0%。ある意味、フリーパス状態」
するとファンから「盗塁確定」「実質ツーベース」「盗塁フラグ」などのコメントが殺到。中には「これで刺されたら…」などの声も聞かれたが、フレッチャーが初球を打ち上げて右フライに倒れた後、3番・ウォルシュの初球、75マイル(約120キロ)の変化球がワンバウンドしたこともあり、スチールを試みた大谷は悠々セーフに。
二塁ベース上で笑顔を浮かべ、ショート・コレアと談笑する大谷の様子に近藤氏は「まったくアウトになる気配はありませんでした」と続けた。すると、ファンからは「大谷フリーパス」「笑ったら失礼だが、簡単すぎた」「目指せ20盗塁」などの声が上がっていた。この日の大谷の打撃成績は右本塁打、中安打、空振り三振、中フライ、左ライナーだった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)