【米大リーグ】エンゼルス－アストロズ（8月15日・日本時間16日 アナハイム／エンゼル・スタジアム）
エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、第3打席でセンター前に強烈なライナーでのヒットを放った。これで大谷は2試合連続のマルチ安打を記録。一時のスランプから完全に復活したことを象徴するような、鋭い打球をこの日も放った。
大谷は打順が1番に変更となってから、直近5試合で全て安打を記録。19打数6安打2本塁打で、この日も第1打席から俊足を飛ばして一塁内野安打と、6試合連続安打を記録していた。ただ、続く第2打席では初球のボール気味の外角球をストライクとコールされる不運もあり、空振り三振に倒れ、満塁のチャンスを活かせなかった。この第2打席では、アストロズの先発マクラーズが得意とするナックルカーブを3球連続投げ込んだ。この球種にタイミングが合っていないと見てか、大谷に対して第3打席も初球、2球目とナックルカーブを選択したが、これに大谷は気合を込めてフルスイング。マクラーズの横を痛烈に抜けるセンター前ヒットで、送球間には俊足で二塁も陥れた。
この気迫溢れるスイングと表情に、ファンからは「ちと顔が怒ってるね」「怒りの大谷翔平」といった声も。第2打席の判定か、それともナックルカーブの連投か。いずれにしてもストレスを晴らす一打に、二塁ベース上では塁審と談笑するシーンもあり、気持ちは晴れた様子だった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
