マドン監督の采配ズバリ 大谷翔平、打順「1番」で絶好調モード突入 6試合で全てヒット、打率も.348
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【米大リーグ】エンゼルス-アストロズ(8月15日・日本時間16日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)

【動画】大谷翔平は「1番・DH」で先発出場

 エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場を果たし、4打数2安打と結果を出した。8月10日(日本時間11日)のブルージェイズ戦・第2試合から、打順を2番から1番に変更となったが、ここから打撃の調子が上昇。この日の試合を含め、6試合連続安打、ホームランも2本と絶好調モードに入っている。

 アイディア溢れるマドン監督の采配が、今季は大谷にとってズバリとはまっている。昨季まで先発登板前後には試合に出場せず、登板に備えていたが、今季から可能な限り打者として先発起用。疲労が溜まった際には完全休養を入れるなど、メリハリをつけた起用となっている。

 8月上旬からスランプに陥った大谷だったが、これの特効薬となったのが1番での起用だ。両リーグトップの39本塁打を放つ強打者に対して、相手投手がボール先行になり、四球で歩くケースも多かったが、1番を打つようになってからストライク先行の投球になったことで、大谷のバットにも快音が戻ることに。この日の試合を含め、6試合で23打数8安打2本塁打、打率.348と完全にスランプから脱出し、さらには好調に転じることになった。

 今季の打率も.271まで戻ってきた大谷だけにホームランも40本到達は時間の問題。2000年にトロイ・グロスが記録した球団のシーズン記録、47本も十分に更新可能だ。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

大谷翔平 第1打席は内野安打
大谷翔平 第1打席は内野安打
エンゼルス vs アストロズ 2021.08.16
エンゼルス vs アストロズ 2021.08.16
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