Tempalayのコーラス/シンセサイザーとしても活動中のAAAMYYYが、ソロとして2枚目のフルアルバム『Annihilation』(アナイアレイション)をリリースする。前作『BODY』では、“2615年の世界”というSF的なコンセプトを打ち出していたが、今作は彼女自身がコロナ発生以降で感じた想いや、周囲に起こった不幸、そこから考える死生観が現れた、よりパーソナルな作品となっている。
とはいうものの、一聴してダークな印象は受けない。むしろ、先立ってリリースされていたシングル「HOME」「Leeloo」「Utopia」から続く“優しさ” “あたたかさ”に全編包まれている。AAAMYYYという人物を知る上でも重要な作品なる今作が、いかにして完成したのか。制作途中で思い、悩み、そしてそこから出た答えを明かしてもらった。