大谷翔平の“えぐすぎた”スプリットに現地中継も注目 強打者・カブレラも手が出ず「絶対打てねえ」「まさに魔球」驚嘆の声
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【米大リーグ】タイガース1-3エンゼルス(8月18日・日本時間19日 デトロイト/コメリカ・パーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手がタイガース戦に「1番・投手」で先発出場し、8回90球を投げて被安打6、8奪三振、与四死球0、1失点の快投で今季8勝目(1敗)を挙げた。同試合では決め球としてスプリットを多投し、通算499本塁打を誇るミゲル・カブレラから空振り三振を奪うシーンも。レジェンド級の強打者もお手上げの切れ味に、ファンから「スプリット鬼」「えぐすぎるやろ」などといった驚きの声が上がった。

【映像】カブレラを三振に仕留めた“えぐすぎる”スプリット

 直近5試合で32イニングを投げ、4勝0敗、29奪三振、防御率1.69と絶好調の投手・大谷。シーズンを通した成績も防御率2.93、7勝1敗と安定しており、6月4日(日本時間5日)のマリナーズ戦から勝敗つかずを挟んで6連勝中と、いまやエンゼルスのエースとして君臨している。7月以降は打たせて取るピッチングを体得し、四死球の数も激減。球数を抑えて長いイニングを投げつつ、ここぞという場面では三振を狙うという巧みな投球術がすっかり板についてきた。

 そんな中で、縦に大きく、鋭く落ちるスプリットは肘への負担やボール球になりやすいことなどから「多投を控えているのでは」という指摘もあった。しかしこの試合では、要所で同変化球の使用を解禁。ベース付近で急激に落ちる90マイル(約144.8キロ)前後のボールは直球との判別が難しく、2ストライクから三振を奪うための決め球として絶大な威力を発揮した。

大谷翔平の“えぐすぎた”スプリットに現地中継も注目 強打者・カブレラも手が出ず「絶対打てねえ」「まさに魔球」驚嘆の声
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 象徴的だったのは、6回に迎えたミゲル・カブレラとの3度目の対戦だ。直前に2番・スクープからスプリットで3球三振を奪っていた大谷は、第1打席でヒットを許していたカブレラを2球で追い込むと、ここでも決め球としてスプリットを選択する。キャッチャーミットの手前でワンバウンドするほどのボール球ながら、カブレラはあっけなく空振り三振。2者連続の3球三振に、視聴者からは「スプリット鬼」「えぐすぎるやろ」「振っちゃうよなー」「キレよすぎ」「無理ゲーで草」「絶対打てねえ」「まさに魔球」といったコメントが殺到した。

 現地中継内でも映像を交えてスプリットの威力について言及する場面が見られたが、ABEMAで実況を務めた上野智広アナも「大谷の最後のスプリッターはもう……コメントも称賛の嵐です」と絶句してしまうほど、スプリットが冴えわたったこの日の大谷。試合終了後に奪三振のハイライト映像が流されると、上野アナはあらためて「今日はこのスプリッターが効きまくって三振の山を築きました。このボールがあるので、逆にタイガース打線が早いカウントから勝負しに行って少ない球数で済んだ、という部分もありました」とその凄まじさを熱弁していた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】カブレラを三振に仕留めた“えぐすぎる”スプリット
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【映像】まるでコントのようなお出迎え
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