【米大リーグ】タイガース-エンゼルス(8月19日・日本時間20日 デトロイト/コメリカ・パーク)

【動画】大谷翔平は「1番・DH」で先発出場

 エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、1回の第1打席に高々と打ち上げるライトフライだった。現地時間で午前10時10分からという「モーニングゲーム」でも、疲れを見せずにいきなり豪快なスイングを披露し、早くもファンからは「今日も出そう」「打つ気だな」といった声が集まった。

 大谷は前日18日(19日)の試合に先発登板し90球を投げ、8回1失点でチームトップの8勝目。打っては第4打席に自らの勝利をさらに近づける特大の40号ソロを放ち、投打の二刀流として最高の結果を出していた。連日、日本の各メディアでも大きく取り上げられているが、現地メディアでも既に今季のMVPは当確だという報道も見られ始めている。

 今季からマドン監督のアイディアにより、登板の前後でも休まず試合に起用する方針になっているが、これで大谷の打撃成績も飛躍的に向上。特に登板した翌日には打撃の調子がいいことでも知られ、この試合でも早速結果を出した。また、8月上旬に一時スランプに陥ったものの、打順を2番から1番に変えたことも成功。この日を含めて10試合連続の1番スタメンで、直近9試合では3本のホームランを放っている。

 大谷は前日の試合までに両リーグトップ、2位に5本差をつける40本塁打、打点はトップまで2打点差の87打点をマーク。投手として2ケタ勝利まで狙える位置にいながら、打撃二冠まではっきりと狙える位置にいる。投打どちらでも、チーム内でもトップの成績ばかりという異次元の活躍ぶりだが「10勝・50本・100打点」という、これまでの野球界の常識では想像できないような数字も、現実のものとして近づいている。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

エンゼルス vs タイガース 2021.08.20
エンゼルス vs タイガース 2021.08.20
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