【米大リーグ】インディアンス3-0エンゼルス(8月22日・日本時間23日 ウイリアムズポート/BB&Tボールパーク・アット・ヒストリック・ボーマン・フィールド)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場したインディアンス戦の4回、頼れるチームメイトのホセ・イグレシアス内野手が守備職人ならではの好プレーを披露。センター方向に転がりながら、ノールックで瞬時に背後の二塁へ向かってトスをするというアクロバティックな離れ業に、「超ファインプレー」「これは真似できない」と驚嘆のコメントが寄せられた。
リトルリーグのワールドシリーズと平行して開催される「リトルリーグ・クラシック」として全米で中継された同試合。初回に痛烈なライト前ヒットと今季19個目の盗塁で観客の野球少年たちを沸かせた大谷に続き、仲良しの“相棒”として知られるショートのイグレシアスが4回の守備で魅せた。
1死一・三塁からインディアンスの1番・ストローが放った打球は、二遊間を破ってセンターへ抜けるかという鋭いゴロ。身を投げだしてなんとかボールに追いついたイグレシアスは、体勢を大きく崩しながらも咄嗟にグラブからボールを抜き出し、二塁を見ずに逆手でトス。この送球がしっかりとセカンドのフレッチャーのグラブに収まり、一塁走者はフォースアウトとなった。
三塁走者の生還は許したもののアウトカウントをひとつ重ねる好守に、先発投手のスアレスもグラブを叩いて称賛。一見するとなにが起きたのか判別しがたいサーカスプレーだっただけに、視聴者からは「今なにした?」「なんだいまの…」「どこから投げた?」など戸惑いの声も上がった。
打った瞬間は「ダブルプレーコースだ」と実況していた節丸裕一アナは、スローのリプレー映像が流れると「私のダブルプレーコースは間違いですね」と訂正し、「よく捕ったイグレシアスがこの体勢からのトスで二塁アウト、素晴らしいプレーです」とその守備力にあらためて感嘆。同じく事後的に“超絶美技”だったことを理解したファンからも「イギー凄すぎ」「魅せたな」「あの体勢からw」「これは真似できない」といった感想が殺到していた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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