【米大リーグ】インディアンス3-0エンゼルス(8月22日・日本時間23日 ウイリアムズポート/BB&Tボールパーク・アット・ヒストリック・ボーマン・フィールド)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」でインディアンス戦に先発出場。第1打席に2試合ぶりの痛烈なヒットを放ち、今季19個目の盗塁も決めるなど、2打数1安打、2四球、1盗塁の活躍を見せたが、チームは3対0で敗れた。6回には現地映像でシーズンMVPを予想するテロップが流され、ベンチ内の大谷の顔がたびたびアップに。チームメイトと談笑する際の「変顔」にファンの注目が集まった。
今季すでに40本塁打を記録し、2位のゲレロJr.(ブルージェイズ)に4本差をつけて両リーグトップを快走する大谷。打点王争いでもトップのホセ・アブレイユ(ホワイトソックス)の92打点まで4打点差と、打撃タイトルの二冠も狙える状況だ。さらに二刀流の大谷は投手としても100イニングを投げて8勝1敗、120奪三振、規定投球回数には満たないものの防御率は2.79。盗塁数でもア・リーグの上位につけており、50本・100打点・20盗塁・10勝・150奪三振を同一年に記録するという前人未到のシーズン成績に期待がかかっている。
もちろん、大谷はア・リーグのシーズンMVPの大本命。空振り三振を喫してベンチに戻った第3打席の直後には、現地のカメラにたびたび大谷の顔が抜かれ、MVPのオッズで2位のゲレロJr.以下に大差をつけた一番人気であることを示すテロップが出された。ABEMAで実況を担当した節丸裕一アナは「MVP争いは大谷ほぼ独走態勢。ここからゲレロJr.が大谷を抜くのは簡単ではないだろう」という現地メディアの見解を補足的に紹介。さらに自身はシーズン前に「50本・5勝でMVP」と成績を予想していたことを明かし、すでに8勝を挙げていることから「50本・10勝だともうライバルはいないのでは」と分析した。
自分が主役のMVP予想が行われていることなどつゆ知らず、大谷はベンチ内でチームメイトと談笑しながら眉間にシワを寄せたり、アゴをしゃくらせたりする「変顔」をたびたび披露。今シーズン、試合中に感情を表に出すことが多くなった大谷の姿に、ファンからは「顔芸に磨きがかかってる」「表情が豊かでいい」「可愛い」「大谷の顔芸好き」「顔ゲー神!」「いい雰囲気」といったコメントが相次いで寄せられた。
今シーズン、打撃・投球・走塁とすべての項目で格段にレベルアップを果たした大谷。しかしベンチ内でチームメイトたちと戯れる楽しげな様子を見ると、向上しているのは野球の能力だけではないようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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