“サシ入り和牛”を3Dプリントで構築する世界初の試み ゆくゆくは医療への応用を 大阪大・松崎教授 ABEMAヒルズ 2021/08/31 15:11 拡大する 家や橋など、巨大な構造物まで3Dプリンターで作られるようになった今、新たな挑戦が日本で進められていた。それが、“サシ入り和牛”だ。【映像】研究チームが構築した“和牛培養肉” 世界初となる試みを成功させた研究チームの大阪大学・松崎教授に、『ABEMAヒルズ』は話を聞いた。 「これは品川のと畜場で、国のプロジェクトとしてやっておりまして。と畜場でと畜されて、食肉の許可を得られた状態になったなるべくフレッシュな肉を、そこに共同研究者が赴いて、ほほ肉を主に使っていたんですけど(それを)買ってきまして。そこから筋肉の部分を取り出して、細胞を回収してサテライト細胞という、幹細胞みたいな性質がある細胞を採ってきます。別途脂肪も採ってまして、脂肪の中には脂肪由来幹細胞というのがありますので、その2つを品川でとって大阪に送っていただいて、うちで増やして組み立てた」(大阪大学大学院工学研究科教授・松崎典弥氏) 続きを読む