6日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、メジャーリーグ(MLB)のサンディエゴ・パドレスに所属するダルビッシュ有投手からSNSで直接コンタクトを受けた人物がそのいきさつについて語った。
この日は「今年の野球を語りつくそうSP」と題して、ゲストに元プロ野球選手の黒木知宏、野球評論家のお股ニキ氏、高校野球に造詣が深い芸人のいけだてつやを招き、日本のプロ野球(NPB)や高校野球、MLBに関するトークを展開していった。
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お股氏は顔出しを控えているということで、自身のアイコンを表示しながらリモートで登場。NPBとMLBの試合を毎日のように観戦して関連本も4冊世に出しており、黒木は「分析されているものがとにかくすごい、認められている方」と、実際にお股氏のアドバイスを元に結果を出している選手もいると絶賛した。
有名なのが現在MLBサンディエゴ・パドレス所属の投手、ダルビッシュ有選手とのエピソードで、番組ではそのいきさつを紹介した。
2015年にお股氏がダルビッシュ選手に関する発言をTwitterで投稿したところ、ダルビッシュ選手本人から返信が来て、そこからダイレクトメッセージによるやりとりに発展。本人から投球についてのアドバイスを求められるようになったというものだ。
お股氏によると、当時は1野球ファンとして投稿を繰り返しており、ダルビッシュ選手についても思ったことを厳しい言葉を使って投稿。するとダルビッシュ選手から「一言言わせてください」とコンタクトがあり、フィジカルの状態や肘の手術について事情を説明してくれたという。
井戸田潤が「ダルビッシュ投手も真摯に向き合ってくれたということ?」と問いかけると、お股氏は認めて「確かにこれは失礼だけど、お股さんが言っていることも一理ある」とまで語ってくれたことを明かした。
その後「いまリハビリ中なので、復帰後はどういう感じがいいですかね?」というダルビッシュ選手からの質問を受ける形で2人の関係はスタート。
「2シーム」というボールの投げ方についてもお股氏はアドバイスして、ダルビッシュ選手が採用して実践し、試合後のインタビューで「その2シームはお股さんが教えてくれた」と発言してネットニュースになり、一躍有名になったと振り返っていた。