日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第6節C卓が9月7日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、客野直が卓内トップを取った。
16人参加のリーグ戦で、下位4位までの降級圏内で苦しんでいた客野だったが、今節は絶好調。1回戦から怒涛の3連勝で大きくリードすると、最終4回戦は小さなマイナスの3着。惜しくも4連勝、全連対は逃したが、それでも+75.6でこれまで積み重なっていたマイナスポイントの完済に成功。「ようやくマイナスを返せたので、ゆっくり上を目指せたらと思います」と笑顔が見えていた。
【試合結果】
1位 客野直 +75.6
2位 高橋良介 +1.0
3位 古橋崇志 ▲31.0
4位 内川幸太郎 ▲46.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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