「中国の小京都」が1週間で休業…オープン当初の賑わいから一転、反日感情の高まりに困惑の声も
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 京都の町並みを再現した中国最大級のテーマパークが、オープンからわずか1週間で休業。地元住民からは困惑の声が上がっている。

【映像】まるで京都の町並み…テーマパークに殺到する中国人観光客

 中国東北部の大連に作られた複合商業施設『盛唐・小京都』。京都の古い街が建ち並び、日本庭園や祭の飾りつけなどから“古き良き日本情緒”を感じる。

 先月25日にオープンするや、中国人観光客が殺到した。大通りで披露された踊りのパフォーマンスが好評で、来場者の多さに入場制限が始まるほどだった。

 敷地面積は東京ドーム13個分、総工費は日本円にして1千億円と莫大だ。中国の不動産会社が地元政府の許可を得て着工。パナソニックなど、日本の大手企業も複数参画する巨大プロジェクトとなっている。

「中国の小京都」が1週間で休業…オープン当初の賑わいから一転、反日感情の高まりに困惑の声も

 幸先の良いスタートを切ったかに見えたが、今月1日に開業からわずか1週間で営業を停止。きっかけは、中国のSNS上に殺到した批判だった。

「大連は日本がかつて占領していた街だ。今度は、日本文化による中国侵略だ」

 中国では、今月18日は“満州事変の発端となった「柳条湖事件」が起きた日”として知られている。反日感情が高まりやすい時期であるうえ、特に今年は90年の節目にあたるため、一段と批判が高まった可能性がある。

「中国の小京都」が1週間で休業…オープン当初の賑わいから一転、反日感情の高まりに困惑の声も

 日本をテーマにした商業施設をオープンするには「タイミングが悪すぎた」という指摘も。一方で、大連は親日的な街として知られ、今では多くの日本企業が進出している。

 営業停止を受けて、地元の人は「反発する人がいるのは知っています。でも経済の発展も大切です。今回の問題には、もっと冷静になるべきだと思います」と困惑の声を上げている。(『ABEMAヒルズ』より)

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