ネクストブレイクが期待される若手俳優の藤原大祐がABEMAのオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作『虹とオオカミには騙されない(以下:虹オオカミ)』の#7~8にスタジオゲストとして登場する。
大の映画好きで、普段はあまり恋愛番組を見ないという藤原だが、『虹オオカミ』は“謎解きミステリー”を見るような感覚で楽しんでいるそう。そんな藤原にスタジオ収録を終えての感想や、気になったメンバーについてなど話してもらった。
どこか“人間らしさ”を感じる内容
――中間告白も終わって、いよいよ終盤に突入する『虹オオカミ』ですが、ゲスト出演して感想はいかがでしたか?
藤原: 出演するにあたって過去の放送を拝見したのですが、第7話と第8話はこれまでで、1番動きがあったんじゃないかなと思いました。やっぱり最初の段階だと、それぞれが様子を伺う時間もあったと思うんですけど、終わりが近づくにつれ、この空気にも慣れてきた中で、成立しそうな関係が崩れそうになる場面もありました。なによりオオカミ投票が締め切られた後だったので、オオカミも動きやすくなったと思うんです。
――まさに。第7話と第8話を一言で表すとどんな回でしたか?
藤原: どこか“人間らしさ”を感じる回でしたね。
――なるほど。ちなみに普段、恋愛番組は見ますか?
藤原: 正直に言うと、僕は映画が大好きなので、映画ばかり見ちゃうんです。けれど、『虹オオカミ』は“誰が嘘つきを演じてる?”という視点で見られるのが面白いですよね。どこか、“謎解きミステリー”のような感覚で楽しんでいます。
――藤原さん自身は嘘をつくと、周囲から見破られるタイプですか?
藤原: そうだと思います。僕、本当に嘘つかないんですよ。隠し事とかできる性格ではないんです。例えば、ちょっと言いづらいことも、ちゃんと後になって伝えるし、基本的にオープンな性格なので、全部バレちゃうと思いますね。
人間って刺激が好きなんだと思う
――気になったメンバーはいましたか?
藤原: 今回の#7~8で言うと、しょうたさん(西岡星汰)がTakiさんのことを好きだったんだけど、Takiさんはしゅうぞうさん(大平修蔵)も気になっていて…でも誰が悪いわけではなく、しょうたさんはTakiさんにきちんと好きな気持ちを伝えて、それが結果的にお互いが辛い状況になってしまった。1番印象的でしたね。今後しょうたさんがどうやって新しい恋に向かっていくのかは気になっています。
▲多くの涙を誘ったしょうた&Takiのシーン(第8話)
――放送回も残り少ないですよね。
藤原: それとセイラさん(安斉星来)も気になりますね。今回はあまり大きなアクションは見られなかったですけど、激戦区のしゅうぞうさんを狙っていた1人なので、この後、どうするのかなって。僕と同い年で、高校生ということでなかなか難しい立場だと思うんですけど、リーダーとして頑張ってますし、すごくピュアな子だなって思っています。
▲せいらの今後の恋は果たして?
――男性メンバーに共感するようなシーンはありましたか?
藤原: 繰り返すようですけど、しょうたさんはかっこいいなと思いました。女性の前で泣かないで1人になってから泣くというのは、自分も心がけていることなんです。人に泣いているところは絶対に見せたくないので、あの気持ちはすごく理解できます。
――話をしていると藤原さんの中にある硬派さを感じたのですが、どんな映画が好きなんですか?
藤原: 僕は心の繋がりを感じられる、昔の映画が好きなんです。70~80年代の作品とか、クエンティン・タランティーノ監督の作品は好きでよく見ています。
――17歳で渋いセレクトですね。仮に『オオカミ』に藤原さんが出演するとしたら、女性からアプローチして欲しいですか? それとも自分から積極にいきますか?
藤原: たぶん、駆け引きを考えると思います。明らかにお互い好き同志だとわかっているのも素晴らしいことだと思うんですけど、“この先どうなるのかな?”と展開が気になる方が自分自身も楽しいんじゃないかなって。恋愛映画とかを見ていても、最初は惹かれ合わなくても、途中から恋仲におちることはよくありますし。人間って刺激が好きなんだと思います。
話題のドラマ『推しの王子様』、撮影現場でディーン・フジオカとチェス!
――藤原さんはこの夏、フジテレビの木曜劇場『推しの王子様』に出演されていますが、撮影現場はいかがでしたか?
藤原: 僕はそこまで撮影シーンが多かったわけではないですけど、すごくアットホームな現場だと感じました。基本的に僕は比嘉愛未さんとのシーンが多かったんですけど、本当に優しくて、撮影中に僕が次の作品で悩むことがあったときに、比嘉さんに相談させてもらったりしていました。可愛がってもらって嬉しかったです。
――現場で印象に残っているエピソードはありますか?
藤原: 撮影のオフの時間に出演者同士でチェスを楽しんでいたんですけど、僕の対戦相手がディーン・フジオカさんだったんです。ディーンさん、チェスがすごく強くて、掴み方から既にもう違うんですよ。僕は初めてのチェスだったんですけど、優しく教えてくださいました。なにより“ディーン・フジオカさんとチェス”っていう言葉の響きが格好良すぎですし(笑)、自分もディーンさんとチェスができるだなんて想像してなかったですからね。
――確かに、“ディーン・フジオカさんとチェス”ってものすごくかっこいい響きです(笑)。では最後に藤原さん出演回の『虹オオカミ』の見どころを改めて教えてください。
藤原: 今回は中間告白が終わって、それぞれ誰が好きなのかを認識した状態で展開が進んでいくので、これまでの探り合いとは温度感が違うというか、恋を掴みにいく泥臭さも感じられると思います。だからこそ、誰がオオカミなのかは本当にわかりにくくて、それぞれが自分の恋に集中しているから、今後の展開がますます気になるんじゃないかなと思います。
――藤原さんはずばり誰が「オオカミ」だと予想しますか?
藤原: 第7話~第8話までを見終えて、しゅうぞうさんだと思いました。しゅうぞうさんって自分からはアプローチしていないから、一見オオカミっぽくはないですけど、モテちゃったから、自分からいく必要がなかったんですよ。でもよく見ると、ちょくちょくタネは撒いてるんです。今回の放送でも「僕は恋愛をしにきたよ」とわざわざセイラさんに言ったり、さくらさん(アリアナさくら)にも駆け引きしているような場面があって、スタジオもザワついてました。なにより、No.1モテ男がオオカミだったら、すごいですよね。盛り上がりそうです。
『虹とオオカミには騙されない』最新話までABEMAで配信中。次週『虹とオオカミには騙されない』第9話は9月26日(日)22:00より配信。
取材・テキスト:中山洋平、撮影:You Ishii
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