芥川賞作家・津村記久子氏のデビュー作『君は永遠にそいつらより若い』の実写映画が9月17日(金)より公開される。「私には、何かが決定的に欠けている――」。自分の不器用さや不十分さに囚われながらも、なんとなく日常を過ごしている卒業間近の大学生・ホリガイが、痛ましい過去を持つイノギと出会い、独特で特別な関係を築いていく物語。同時に、暴力や児童虐待、ネグレクトなどの社会の闇に直面し、そのやり切れなさや悲しみを映し出していく。ホリガイを演じるのは、映画『“隠れビッチ”やってました。』やNHK連続テレビ小説「ひよっこ」、ドラマ「彼女はキレイだった」などで知られる佐久間由衣。イノギ役を、映画『事故物件 怖い間取り』やドラマ「あなたの番です」などで存在感を放ってきた奈緒が演じる。同い年で、今作が初共演となる若き実力派のふたりに、お互いの印象や作品についての思いを語ってもらった。