将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が9月10日に行われ、横山泰明七段(40)が村中秀史七段(40)に69手で勝利した。横山七段は、二次予選進出をかけて、午後2時からもう1局指す。
横山七段の先手番で始まった一局は相居飛車で始まると、飛車先の歩を持ち駒にしてから角交換を入れ、そのまま目まぐるしい序盤に。さらに飛車角の交換が入るなど慌ただしい中でも横山七段が徐々にペースを掴み始めた。その後も、うまくさばけたことでリードを拡大。一気に村中陣を攻め立て、短手数で快勝を収めた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)