11日のABEMA『NewsBAR橋下』にジャーナリスト・評論家の田原総一朗氏が出演。橋下徹氏と、自民党総裁選の立候補予定者の経済政策について語り合った。「菅(義偉)さんが一番信頼したのは竹中平蔵だ。ところがマスコミも含め、日本人の80%は“竹中批判”だ。竹中批判をしていれば安全だから」と切り出した田原氏。
「小泉純一郎が一番信頼したのも、竹中平蔵だった。それまでの自民党出身の総理大臣は、みんな“大きな政府”。競争をあまりさせないで、社会保障をガーンとやる。田中角栄も、大平正芳も、中曽根康弘もそうだった。ところが小泉は初めて“自民党をぶっ壊す”と言った。それが“小さな政府”、新自由主義にするということだ。小泉時代は竹中が全部やって、支持率は高かった。今回、岸田(文雄)は“新自由主義反対だ”と言っているけれど、今の日本は経済が非常に縮小している。じゃあどうするんだというと、何も持っていない」と指摘した。