将棋の王座戦五番勝負の第2局が9月15日に行われ、永瀬拓矢王座（29）と木村一基九段（48）が午前9時から対局を開始した。第1局は木村九段が勝利し、2年ぶりのタイトル獲得に前進。永瀬王座はV3に向けて、1勝1敗のタイに戻せるか。
【中継】王座戦 五番勝負 第二局 永瀬拓矢王座 対 木村一基九段
永瀬王座は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組（1組：4期）、順位戦A級（A級：1期）。タイトルは叡王1期、王座2期の計3期の経験がある。棋戦優勝は若手棋戦の新人王戦、加古川青流戦の各1回で計2回。研究熱心さは将棋界でも随一と言われ、また対局内容でも「負けない将棋」に徹し、最善と判断すれば持将棋、千日手もいとわない。
木村九段は、1997年4月に四段昇段。竜王戦1組（1組：12期）、順位戦B級1組（A級：5期）。タイトルは王位で1期、棋戦優勝は新人王戦、朝日杯将棋オープン戦で各1回の計2回ある。王位獲得時の46歳3カ月は史上最年長での初タイトルで、「中年の星」として大きな注目を浴びた。
持ち時間は各5時間で、先手は木村九段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。また、カメラ視点を切り替えられるマルチアングル放送も実施している。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
