
n17日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、ネットで話題となっている“奇跡の切り絵”が紹介された。制作者のSouMa (そうま)さんをゲストに招き、作品の紹介とともに実演も。平面ではなくて3D、名付けて「立体切り絵」の見事さにスタジオからは感嘆の声一色だった。

スタジオで披露されたのは「Garden」という作品。

SouMa)扉があって、その向こうに庭とお城があるファンタジーな作品。できあがるまでにかかった時間は、大体1か月くらいです。カッター1本、一枚の紙でできています。
――“ぷちっ”て、途中で切っちゃったというようなことはないんですか!?
SouMa)20何年間やっていますけれどもないですね
――使っているのは、何か特殊なカッターなのでしょうか?
SouMa)デザインナイフといわれている、一般的なもの。紙も普通の紙です。
――どうしてこういうことをしようと思ったのでしょうか?
SouMa)始めたのは6歳頃です。子供のころって手遊びするじゃないですか。その延長線上でこうなっちゃったという感じですね。家族にもいわず、隅に隠れてずっと切っていましたね。

■「羽」制作を実演!
SouMaさんはスタジオで、立体感があって短時間でできるものとして「羽」の制作を実演。「絵が下手なので下書きはあまりしない」というSouMaさん。切るときにカッターの先を斜めにし、立体感を出しながら鮮やかに切っていく。

SouMa)和紙でつくることもあって、素材によって切り方を変えます。普段は映画をみながらとか、電話をしながらやることも。
誰かに教えてもらったというわけではなく、美術部に入ったりとか専門学校に行ったこともないです。

――制作のペースは?
SouMa)オーダー作品が多いんですけど、多くて月に4個とか。なかなか大作をつくることはないですね。時間がかかるものは2、3ヶ月かかったりすることもあります。
――どういったオーダーが多いですか?
SouMa)ブライダル関係が多いですね。
(値段?)小さいものから大きいものまで、小さいものは10万円前後、大きいものだと2、300万円とか…。
個展は東京・中野区の中野ブロードウエーで今月26日まで開催。ぜひ、奇跡の立体切り絵の世界に触れてみてほしい。

Galleryリトルハイ
東京都中野区中野5-52-15中野ブロードウェイ4F
「AbemaPrime」は毎週月~金曜日 20:00~21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中
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