日本代表のFW伊東純也(ヘンク/ベルギー)が3日、メディア対応を行なった。
今シーズンのジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)39試合に出場し8ゴール16アシストを記録した伊東。同リーグアシスト王に輝くとともに、第4節ルーヴェン戦でのゴールが年間最優秀ゴール賞を受賞するなど、ベルギーの地で確かな手応えを掴んでいることについて「昨季に引き続き、得点に絡むことができました。そういった部分を代表でも出していくことができればいいと思います」と胸中を明かした。
FIFAワールドカップカタール2022・グループEでスペイン代表、ドイツ代表と同居した日本代表。腕試しと題した強豪国との4連戦が幕を開けたが、6日に行われるブラジル代表戦について、伊東は「間違いなく強い相手。思い切りぶつかっていきたいです」と意気込む。続けて「韓国戦を全部見たわけではありませんが、サイドバックもタイミングよく上がってくるので、奪った時はサイドの裏のスペースをうまく突きたいと思います。チャンスは多くないと思うので、少ないチャンスをどれだけ精度高くできるか、どれだけ作れるか、その部分に自分が関与していきたいです」と精度に拘っていくことを語っている。
グループステージでスペイン代表、ドイツ代表と相見える日本代表にとって、最新のFIFAランキング首位のブラジル代表はこれ以上ない対戦相手。本大会を見据えて、伊東は「強い相手とやるときは守備の時間が長くなり、きつい時間も増えると思います。その中で、攻撃時にパワーを発揮できるように準備していきたいです」と言及。また「個人で戦うわけではないので、ひとりで打開していこうとかは考えていないです。ただ、走る量や守備の時間は増えていくので、疲れている中でも仕掛けていく姿勢を意識しています」とブラジル代表との対戦を通して、取り組んでいきたいことを口にしている。